雪のデータで読む、日本のスキー場
このサイトを動かしているのと同じデータから書いています。世界3,069カ所を同じやり方ではかった数字なので、 どの数も出どころをたどれます。日本語の記事は英語版の訳ではなく、日本の読者にとって新しいものだけを選んでいます。
4℃上がって残るスキー場は7カ所。北海道3・東北2・群馬と長野の県境2を、雪の日の気温で当てはめる
北大などの研究で、気温が4℃上がると天然雪だけで安定して営業できるスキー場は全国349カ所中7カ所。報道によれば内訳は北海道3、東北2、群馬・長野県境2。全国397カ所の「雪が降る日の気温」を並べると、−8℃より寒いのは16カ所で、北海道はちょうど3カ所でした。
気候とこれから旅の計画 2026-10-082026/27シーズン、スキー場のオープン日一覧。開業の日に雪はあるのか、12冬の12月で確かめる
札幌国際が11月20日、ニセコ・ルスツ・キロロ・富良野が11月28日、白馬八方尾根が12月1日、湯沢・妙高は12月19日前後。各スキー場の公式サイトで確かめた25カ所のオープン日に、12冬の12月の降雪を並べました。北海道の12月は1月とほぼ同じだけ降り、長野・新潟は1月の8割です。
2026-10-08 旅の計画スキーはいつ行くのがいいか。12冬の月別の降雪で、12月から5月まで
答えは1月です。12冬の平均で、ニセコ・湯沢・白馬・蔵王のどれも1月がいちばん降ります。全国397カ所でも、8割の323カ所が1月に最も多く降ります。昨シーズンは1月が多く、3月は平年の半分以下だったので、平年と並べて月ごとに見ます。
2026-10-08 他国とくらべる気候とこれからオーストラリアは観測史上最悪の雪不足。同じ物差しで比べると、日本の「いちばん悪い冬」はオーストラリアの平年と同じくらいでした
オーストラリアの2026年シーズンは、スペンサーズ・クリークの積雪が9月3日に31.2cmまで減り、1954年の観測開始以来で最悪の終わり方になりました。同じ方法で測った12冬で比べると、日本で雪がいちばん少なかった2015/16の冬(真ん中のスキー場で171cm)は、オーストラリアの平年(180cm)とほぼ同じです。
2026-09-14 旅の計画気候とこれから暖冬の年でも雪が残るスキー場。12シーズンでいちばん悪い冬、湯沢は328cm、ニセコは166cm
予約は夏、滑るのは冬。雪の少ない年に当たったら、どれだけ残るのか。全国376カ所の12シーズンを1冬ずつ数えると、悪い冬は全国でいっせいに来ていました。身を守るのは「安定した地域」ではなく「深い場所」です。
2026-09-13 どこに降るか他国とくらべる日本で雪が多い上位10カ所に、英語版Wikipediaが1つもありません
日本397カ所のうち、英語版Wikipediaがあるのは15カ所。降雪量で並べると49位、55位、74位…そして346位。知名度と雪の多さの相関は0.115、つまり無関係です。関係があるのは宿の数でした。
2026-09-05 旅の計画年末年始のスキー、12月の雪はあてになるか。北海道と本州を12冬で数えた
全国397カ所の12冬の12月を、1年ずつ数えました。12月に平均60cm以上降るスキー場のうち、北海道は46カ所中40カ所が、いちばん悪い12月でも平年の半分以上を保ちました。北海道以外では196カ所中23カ所です。2015年12月は、397カ所中250カ所が平年の半分に届きませんでした。
2026-10-08 気候とこれから当サイトの降雪量は、実際の何割なのか。気象庁の63地点と突き合わせた
当サイトの降雪量は、世界共通の気象モデル(ERA5)から出しています。スキー場から15km以内の気象庁63地点と3冬ぶん比べると、モデルの値は実測の56%。標高700m以上の地点では39%まで下がります。数字の読み方をまとめました。
2026-10-08 どこに降るか他国とくらべる白馬でいちばん有名なスキー場が、谷でいちばん雪が少ない。差は254cm
白馬バレーの10カ所を同じやり方で12冬はかると、平年の降雪量は414cmから668cmまで開きます。宿がいちばん多く、名前がいちばん知られている山が、いちばん下にいます。
2026-09-05 どこに降るか旅の計画越後湯沢は15km圏に21カ所。雪の多い山ほど、雪質は下のほう
世界で最も雪が多いスキー場10カ所のうち4カ所が、この谷にあります。同じ谷の中で、雪が降るときの気温は−7.1℃から−0.3℃まで約7度違い、雪が多いのは暖かいほうです。
2026-09-05 どこに降るか他国とくらべる妙高のスキー場11カ所、どこを選ぶか。雪の量と雪質を12冬で並べる
赤倉から16km以内に11カ所。12冬の平均で、関温泉は689cm、妙高杉ノ原は357cm。量と雪質の両方で全国50位以内に入るのは、11カ所のうち関温泉だけです。それぞれのスキー場が何に向くかをまとめました。
2026-10-08 他国とくらべる旅の計画北海道は本州より降る日が少ない。それでも北海道が選ばれる理由は、雨の日数にあります
5cm以上降る日は北海道が年12日、本州以南が21日。降る回数では本州が勝ちます。北海道が勝つのは雨で、7%対21%。全397カ所を同じ方法で測ると、この2つは正反対を向いていました。
2026-09-07 どこに降るか気候とこれから当サイトは大山を「全国308位」と出しています。500m先の気象庁の観測所は677cmを記録しました
西日本45カ所の平年降雪量は中央値125cm。全国の249cmの半分です。ところが気象庁16地点と突き合わせると、私たちが使っているモデルの値は、西日本では実測の44%にとどまります。この地域は、当サイトの数字よりずっと雪が多い。
2026-09-05 旅の計画温泉初めてのスキーに向くスキー場。初級コースの多さと、近くの温泉で選ぶ
日本のスキー場は、整備されたコースの長さの49%が初級。アメリカの25%、カナダの28%の倍近くです。そして全国397カ所のうち255カ所は、5km以内に温泉の源泉があります。初めての人が、やさしいコースと温泉の両方を得られるスキー場を数字で選びました。
2026-10-08 旅の計画リフト券をいちばん安く買う方法。共通券・時間券・シーズン券の元が取れる日数を計算した
ルスツの1日券はネットで買うと窓口より3,500円安い。白馬バレー共通券は整備されたコース1kmあたり77円、Mt.苗場は185円。シーズン券は妙高杉ノ原なら8.9日、ニセコなら13.7日で元が取れます。時間券は短く滑る人にだけ得です。
2026-10-08 他国とくらべる旅の計画日本のリフト2,118基のうち1,920基が同じ機械。スキー場20カ所以上の国では、次に多くても61%です
世界2,888カ所のリフトを地図から数えました。日本はチェアリフトが91%。ゴンドラ5%、引き上げ式2%、動く歩道2%。385カ所のうち253カ所は、チェアリフトしか持っていません。
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